スノーボードW杯 ハーフパイプ第2戦 平野歩夢が優勝 3位に戸塚

スノーボードのワールドカップは16日、ハーフパイプ第2戦の決勝がアメリカで行われ、北京オリンピックで金メダルを獲得した平野歩夢選手が大技を決めて高得点をマークし、優勝を果たしました。

スノーボードのハーフパイプは円筒を半分にした形のコースを滑りながら、「エア」と呼ばれるジャンプで空中での技の高さや難度を競う種目です。

今シーズンの第2戦はコロラド州コッパーマウンテンで行われ、10人で争う男子の決勝に北京オリンピック金メダリストの平野歩夢選手が出場しました。

平野選手は3回目、軸を斜めにして縦に3回転しながら、横にも4回転する高難度の大技「トリプルコーク1440」を決めるなど、唯一の90点台となる91.00をマークして優勝しました。

平野選手は2シーズンぶりのワールドカップ優勝です。

また、戸塚優斗選手が78.00をマークして3位に入り、日本勢2人が表彰台に上がりました。

女子は小野光希が2位 今季初の表彰台

一方、8人で争う女子の決勝では、昨シーズンのワールドカップで総合優勝を果たした19歳の小野光希選手が90.00の高得点で2位に入り、今シーズン初めて表彰台に立ちました。